コンピュータ制御技術を⽤いた最先端の⼯作機械周辺装置を提供している。機械加⼯の分野でも、多品種少量⽣産への対応が求められ自動化を実現する周辺設備として、ATC(⾃動⼯具交換装置)・APC(⾃動パレット交換装置)などを扱っている。弊社の主力製品の一つとして、ワインラック式マガジン 「MORI WINE RACK®」がある。マガジン機内の工具容量は500本収納可能で、工具搬送は180m/minの超高速搬送を実現するためすぐれた省スペース性と高速マシニングセンターのサポートにも十分なパフォーマンス性を発揮する。
切削工具の状態を把握し、摩耗診断できる装置撮像システムを開発した。
開発当初のツールソムリエには入出庫時に工具を測定するためツールプリセッタを搭載していたが、すでにツールプリセッタを所有している顧客も多い。ツールソムリエではツールプリセッタ以外にも、測長機能を持たない撮像システムを開発しラインナップする。撮像システムは刃先の状態を判別し、測定は顧客が所有しているツールプリセッタを使用する。
撮像システムはカラーで撮影でき、照明の角度や光量を変えることでハレーションを軽減させ、工具の摩耗診断の精度を向上させた。また、測長機能を省くことでツールプリセッタに比べて、安価に製造することが可能になった。
現在、自社設備の導入を検討するなど、多くの相談や引き合いが寄せられている。
多くの企業で工場のスマート化、オートメーション化が進められている中、ツールソムリエではさらなる無人化・省力化を実現するため、開発中ではあるがロボット搬送の検討や、工具の寿命を自動判断するためAI技術の開発も行っている。お客様の要望を1つでも多く実現するため日々開発を進めている。
ツールソムリエはマシニングツールのマネジメントシステムの核となる装置、ツールスト
ッカに切削工具の摩耗・欠け判定機能を搭載した装置である。
従来、機械加工技能士資格者が行っていた工具摩耗判定をツールソムリエが摩耗状態
を可視化し、自動判別を行い、切削工具の収納を行うことで工具を一元管理する。
工場内にある様々な切削工具を一か所で保管することで、MC間での工具のやり取り
もスムースにでき、重複保管の削減と工具段取り作業を集約することで、工具管理業務
の改善が実現できる。本装置は、国内納入実績No.1となるATCにて培った、工具の自動ハンドリング技術を生かすとともに、工具を撮像する撮像システムへの受け渡しはもとより、プリセッタ、工具ラックへの受け渡しにおける信頼性をも向
上させることができた。CCDカメラにて工具ホルダーに刻印されたIDを読み取り、工具
の刃先の状態を画像処理にて欠損の有無を判断し、工具長、工具径の測長も可能なため、作業者はツールソムリエに切削工具を投入すれば、ボタン1つでさまざまな情報を保管することが可能である。
住所:
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岡山県
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メール:
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